京の手作り日記

ハンドメイドの作品を出品していてたくさんの人と出会うことができるのですが、
なかなか細かい話をできないで商品の取引だけになることが多いんです。

とても悲しいことなのですが、あまり詳しくも話せないし聞けない・・・
それがオークションのいいところでもあるので仕方ないのですが。

ただ、今回ある方と少しだけ距離を縮めることができました。
いつも私の商品を気に入っていただき落札してもらって本当に感謝してました。

その方からとても素敵なお話をしていただきました。

実家に行かれるとお母様が30年以上前に着ていたお嬢様のの服をだしてきて、お孫さんに
「ママが着ていたものだよ」と着せておられすそうです。
これだけでもすごくお母様の愛情を感じますが・・・

落札者様も、落札していただいているハンドメイドのお洋服を、大切にしまっておいて、
孫にも着せることができたらなぁって・・・
って思っていただいているようで・・・本当に嬉しいおお言葉です

「小さくなって着られなくなっても、大切にしたいという意味です」ということでした。
こういっていただけるだけで本当に物を作るということの喜びや、
誰かの人生の何かの一部になり、ずっと覚えてもらえるようなものがある・・・ということがとても嬉しいです。

たとえ本当に残っていなくても写真や気持ちの中だけに「こんなのかわいかったな・・・」など・・・うそみたいな話です。

ハンドメイドを始めた頃こんなこと想像もできませんでした。


人生本当に何があるか分かりませんね・・・

ありがとうございます･･･



今日、ワンピースが二つ出来上がりました。

あまりのキュートさに娘用に一つしようか迷ってます。

ちょうちょのようなお袖に、　バレリーナのようなスカートです。

これからもたくさんの方に気に入っていただけるような物出品していきたいです。


オークションです。よかったら、ぜひ見てください。